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Recommended Violins&Bows【大阪梅田店】

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Francesco Bissolotti,Cremona,2004【フランチェスコ・ビソロッティ】

現代のストラディバリと呼ばれる楽器を世に残し、2019年1月31日 その生涯に幕を下ろしたフランチェスコ・ビソロッティの2004年製の作品です。ピエトロ・ズガラボット、ジュゼッペ・オルナ―ティ、フェルディナンド・ガリンベルティなど当代一流と呼ばれた巨匠たちから学びを受けます。サッコーニと共に保管されていたストラディヴァリの遺品コレクションを研究・再整理します。ストラディヴァリが活躍をした古典クレモナの技法に忠実であったビソロッティは後進の育成にも尽力し、息子達の他、現在国内でも高い評価を得ているルカ・パスケット、ピエロ・ヴィルディス・ロレンツォ・カッシをはじめ多くの弟子を育てました。


Plinio Michetti,Torino,1930【プリニオ・ミケッティ】

フランスとの国境近くのトリノにて製作を行っていたPlinio Michettiの作品です。詳しい資料や記録が残っていない製作家で師弟関係について諸説あるようですが、ジェノヴァとトリノ両スクールの影響がみられます。ライニング材がブロック材の上にまで接着されている特徴は当作品でも見られます。ダークブラウンのニスも特徴的です。楽器内部にはメーカーの焼き印と鉛筆で書かれたサインも存在しており、鑑定書にも当楽器を特定する情報として明記されております。非常に深く、太い低音が特徴です。(鑑定書付き)

Paul Jombar Paris,1915【ポール・ジョンバー】

フランスの権威ランパル氏の鑑定書が付いた1915年製のモダンフレンチバイオリン。 ストラディヴァリをはじめてとする伝統的な作家をモデルとして製作を行っておりました。 パリの有名なガン&ベルナルデルともコラボレーションを行った経験を持ち、特徴的なレッドブラウンのニスはガンベルの作品を思い起こさせます。少し膨らみのあるアーチです。

エレガントな作風で外観も美しく保存状態が良いこともお勧めのポイントです。モダンらしい膨らみのある低音からシルキーな高音を持ち、表現の幅を広げてくれる作品ではないでしょうか。(Jean-Jacques RAMPAL鑑定書付属)


Alessandro Scandroglio/Italia CasorateSempione,2021【アレッサンドロ・スカンドローリオ】

2006年ヴィエニアフスキー国際製作コンクールにてバイオリン部門3位の他、特別賞を受賞したScandroglioの作品です。製作活動の前は音楽学校でバイオリン、ビオラを学び、1997年から2000年までパルマのバイオリン製作学校で故Renato Scrollavezza、M.I.Piccinottiに師事します。

国際コンクールで高い評価を得た製作技術・音響品質を始め、師であるPiccinottiゆずりの美しいニスは見るものを魅了する美しさを持っております。
こちらの作品もコーナー・パフリングの仕上げ、f孔のシャープなナイフワークなど随所で精度の高さを伺えます。(製作家証明書付属)

Used Marcello Villa Cremona,1994【マルチェロ・ヴィッラ】

Sandro Asinari Cremona,2023【サンドロ・アジナリ】

Lorenzo Cassi ,Pianello Val Tidone,2023【ロレンツォ・カッシ】

※画像クリックで特設ページをご覧いただけます。

イタリア国内のみならず日本でもファンの多いCassi氏のバイオリンです。これまで大阪梅田店でも多数のお客様にご紹介をした実績がございます。また、弊社主催の製作家招聘イベントでも来日いただき、製作に関わるレクチャーや製作実演を開催して頂きました。

Contavalli Primo di Luigi Label【プリモ・コンタヴァッリ ラベル】

John Friedrich New York,1903【ジョン・フリードリッヒ】

1858年ドイツ生まれのジョン・フリードリッヒ。
幼少期よりカッセルの弦楽器製作家Josep Schongerに製作を学び、その後もドイツ各地の製作家と共に働き研鑽を積みました。1883年にアメリカニューヨークに移住します。ニューヨークでは兄弟のウィリアムと共に ”John Friedrich & Bro.” 設立。多くの職人を雇い入れます。おおよそ300挺の弦楽器、弓を自身の手工によって製作されたと言われております。
確かな技術で多くの著名な演奏家からの信頼も厚く、1893年シカゴ万国博覧会、1904年セントルイス万国博覧会で金メダルを受賞します。銘器の収集家としても知られており、アメリカでの精力的な文化活動への貢献は今もなお讃えられ、アメリカ弦楽器製作の黎明期を支えた歴史的にも重要な人物として名を残しています。
知る人ぞ知る製作家ですがドイツの流れを汲む堅実なデザインで丁寧に作られております。豊かな広がりのある響きを持ち、楽器側の表現力の高さを感じて頂くことができます。(鑑定書付属)

No Label Violin

外観の雰囲気が魅力的なバイオリンが入荷致しました。
楽器内部にラベルはございません。以前当店長おすすめページにてご紹介をさせていただきましたCappa Labelバイオリン同様に19世紀後半~頃にドイツ周辺で製作されたバイオリンではないでかと思われます。
全体的に太目のサウンドではありながら、音の立ち上がり(輪郭)ははっきりしていおります。
そのため個人的に弾きやすい印象を受け、外観の雰囲気と相まって好印象でございます。

Igino Sderci Firenze,1957【イジ―ノ・スデルチ】

20世紀のイタリア・フィレンツェの重要な製作家イジ―ノ・スデルチの作品です。
もともと叔父の下で家具の彫刻や製作を行っており、初めは独学で弦楽器製作を行っていたと言われております。その才能がアシスタントを探していたミラノのレアンドロ・ビジャッキに認められ、氏の下で働き始めます。フィレンツェにて独立後もビジャッキファミリーとの深い親交は続き、自身の作品の製作の傍らでビジャッキファミリーの下請けを製作を行いました。
その高い製作技術でイタリア(クレモナ)の展示会にて高位を受賞します。
力強い音と軽やかな発音を持ち、コンサートでも活躍できるバイオリンではないでしょうか。(鑑定書付属)

Alessandro Fendillo/Cremna,2022【アレッサンドロ・フェンディ―ロ

1989年イタリアクレモナ生まれ。2003年にクレモナ弦楽器製作学校に入学し、Giorgio Ce,Luca Belliniをはじめ多くの講師から様々な製作技術を学びました。Alessandro Voltiniより楽器の修復・メンテナンスのコースを受講します。
卒業後はStefano ConiaやLuca Belliniの工房で研鑽を積み、自身のスタイルや音色などを追及していきます。2012年に工房を開設。
楽器のモデルとして18世紀のストラディヴァリやガルネリデルジェスの古典的なクレモナモデルから20世紀を代表するOrnatiやGarimbertiからもインスピレーションを受けて製作をしております。
当作品もOrnatiからインスピレーションを受けた作品です。新作ながら音色はギラギラせず、マイルドな印象です。 (製作家証明書付属)

USED Bruno Montagna/Italia L’Aquila,2016【ブルーノ・モンターニュ】

1954年生まれのMontagna氏は1975年に故Gio Batta Morassiの指導の下、クレモナのバイオリン製作学校を卒業。後にマントヴァの巨匠Mario Gaddaと共同で活動を行いました。Gaddaとのつながりにより20世紀の弦楽器製作に関する知識が深まり、作品へのインスピレーションの源にもなりました。
1987年からラクイラへ、2014年からクレモナへ2つめの工房を開設。高く評価されたサウンドと美的品質により、日本、中国、アメリカ、ヨーロッパ全土で使用されております。

すでに6年ほど経過した作品ですが、まるでキャンディを塗ったような艶、光沢のある厚めのニスは今でも健在です。美しいニスが製作精度の高いボディと調和し機械的な印象は受けず温かみを感じる作品です。(製作者証明書付属)

Jules Grandjon(Grandojon Fils)/Mirecourt,18××【ジュール・グランジョン】

パリやアムステルダムの工房で研鑽を積んだJules Grandjonの作品です。Joseph Guarneriusラベルの当作品には楽器内部には”Mirecourt(Vosges)Grandjon Fils 18××”の手書きサインが確認できます。
こちらの作品は非常に大きな音量が特徴で、ファーストタッチで開放弦を弾いた瞬間にそのボリュームに驚かされます。弦はドミナントをベースにしておりますが、十分すぎる音量をもっております。柔らかいテイストを足すためにオブリガートのような響きのある弦に交換をしても能力を発揮できるかもしれません。(鑑定書付属)

Gioffred Cappa Label Violin/unkown,20C【カッパラベルバイオリン】

詳細は不明ですが、恐らく19世紀後半から20世紀初頭にかけドイツ周辺で製作されたバイオリンだと思われます。まず目につくのはその外観です。製作当初からイミテーションが施された作品のようですが、リアルな経年変化と相まって良い感じの雰囲気にまとまっております。
外観だけではなく、太く響きのある低音・伸びのある高音が印象的です。バイオリンのお買換え・グレードアップをご検討されている方にもおすすめの1本です。

Charles Drouin Mirecourt,ca1893【シャルル・ドルワン】

フランスミルクールのCharles Drouin(ドルワン)工房の作品です。Drouinは”Chipot-Vuillaume”ブランドを買収し、作家の死後もそのラベルを継承し楽器を製作しておりました。

しっとりとした響きで、耳当たりの良いサウンドがお楽しみいただけます。その個性をより活かすために柔らかな音色が特徴のヴィオリーノ弦を使用しておりましたが、現在は定番のドミナント/ゴールドブラカットを使用しております。響きのある音色を活かしつつより芯のある音色に。(Antoine Lacroix鑑定書付属)

【ご売約】Petko Petkov/Bulgaria Kazanlak,2022【ペトコ・ペトコフ】

大阪梅田店ではお馴染みのブルガリア個人製作家Petko Petkovの新作バイオリンです。
1975年ブルガリ生まれのPetkovは1997年にブルガリアで最も著名な弦楽器製作家Vladko Naidenovのもとで弦楽器製作に専念してきました。十分にシーズニングされたバルカン材を使用し、イタリアンスタイルで製作された作品は世界で高い評価を得ております。

ご紹介の作品はAmatiのスタイルをモデルとして採用しレッドブラウンのアルコールニスにて仕上げております。新作のイタリア製バイオリンと遜色のない見た目も人気の理由です。軽快で華やかな音色が特徴ですが、低音には豊かな響きもあります。イタリア製ワークショップ、工房製作品は平均100万円を超える作品が多い中で、80万円以内の価格でこのクオリティは非常にコストパフォーマンスが高いバイオリンだと思います。

コレクション:Grandjon & Fils Mirecourt,ca1860【グランジョン&フィルス】

Sold

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コメント:パリやアムステルダムで活動し、フランスミルクールに工房を構えたJ.Grandjonの工房製バイオリンです。鑑定書が付属。19世紀後半に製作された雰囲気のある外観を持ちます。特に細かいフレームが際立つ裏板・フラットなボディが特徴的です。

低音弦はパワーがあり重厚感ある音色です。パイポジションも深みを残しながら響いてくれるのが好印象です。様々な楽曲で重厚感と煌びやかさが共存したサウンドがお楽しみ頂けると思います。(Roger LANNE鑑定書付属/フランス)


コレクション:Simeone Morassi Cremona,2018【シメオネ・モラッシ】【ご売約】

Sold

Sold

コメント:知る人ぞ知るイタリアの巨匠Gio Batta Morassiの息子として幼い頃より音楽と木工に親しんできたSimenone氏の作品です。
氏は数々の国際コンクールで最優秀賞を受賞した経歴を持ちます。
例)ミッテンヴァルド1989、ポズナン1996、エステルゴム2000、ハンガリー他
今では各国の製作コンクールの審査員としても招待され、またイタリアのプロの作家たちによる製作家協会(A.L.I)の会長も務め、名実共に世界に知れ渡る製作家となっております。

明るさと深い(太い)響きが共存し弾きごたえのある音色です。小さな音から大きな音のレンジ幅も広く、駒寄りでも音が潰れづらく、指板寄りの小さな音も豊さを残してくれます。
(製作者本人による製作証明書付属)

コレクション:Lorenzo Locatelli Cremona,2020【ロレンツォ・ロカテッリ】【ご売約】

Sold

Sold

コメント:梅田店店長がおすすめするメーカー(製作者)の作品です。これまで多数の取扱い実績がございますがどの作品も端正な作りで魅了されてきました。

イタリアンらしい煌びやかな音色と品のある響きを兼ねそなえております。新作イタリアンの中ではお求めやすい価格であり、高い製作精度と音色でコストパフォーマンスの優れた作品です。楽器のグレードアップを検討の方に是非手に取っていただきたい作品です。 (製作者本人による製作証明書付属)

クロサワバイオリン大阪梅田店

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