清らかな音色で満ちる 祝福の春
2020年、2022年に開催し大変な好評を博した黒澤楽器店主催の「髙木凜々子 バイオリン・リサイタル」。このたび、2023年3月に3度目の開催が決定いたしました。
類まれなる演奏力と柔軟な表現力で、各世代から支持される髙木凜々子。もはや体の一部のように感じられるストラディヴァリウスとの調和は、聴く人の心を洗い、豊かにしてくれます。
次世代を担うバイオリニストと歴史的銘器が彩る春のはじまりを、どうぞお楽しみください。
開催日:2023.3.26(日)
開演:14:00 (開場:13:30)
会場:浜離宮朝日ホール
※こちらのリサイタルは終了いたしました。
出演
髙木 凜々子(バイオリン) / 五十嵐 薫子(ピアノ)
プログラム
- チャイコフスキー / 懐かしい土地の思い出より「メロディ」
- チャイコフスキー / 憂鬱なセレナード
- ストラヴィンスキー / イタリア組曲
- フランク / バイオリン・ソナタ
アンコール
- アザラシヴィリ / ノクターン
- パガニーニ / 24のカプリースより「第21番」
- プロコフィエフ(ハイフェッツ編曲) / 三つのオレンジへの恋より「行進曲」
- チャイコフスキー / 懐かしい土地の思い出より「メロディ」
チケット
全席指定 ¥5,000(税込)
発売日:2023年1月26日(木)
■座席指定可能
[チケットぴあ] WEBページ
[e+(イープラス)] WEBページ
[キョードー東京] Tel. 0570-550-799 WEBページ
■座席自動指定
[ローソンチケット] https://l-tike.com/ Lコード 31494
[お問い合わせ] キョードー東京
Tel:0570-550-799
※曲目、曲順、共演者などやむを得ず変更となる場合がございます。
※未就学児の入場はお断りしております。
※車椅子席をご希望の方はお問い合わせください。
会場
浜離宮朝日ホール
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階
https://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/access/
新型コロナウイルス感染拡大における注意事項
当公演は、政府および東京都の新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに則って、客席の販売に配慮いたします。今後の状況次第では、座席販売の停止や、追加販売を行う場合がございます。また、コンサート自体が中止となる可能性もございますのであらかじめご了承ください。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
髙木凜々子さん、五十嵐薫子さんからのメッセージが届きました
出演者プロフィール
髙木 凜々子(たかぎ りりこ)
東京藝術大学在学中にブダペスト(ハンガリー)で行われたバルトーク国際コンクールで第2位及び特別賞を受賞し国内外から注目を浴びる。その他シュロモ・ミンツ国際コンクール第3位、東京音楽コンクール第2位及び聴衆賞、日本音楽コンクール第3位及びE•ナカミチ賞など数々のコンクールで入賞。
これまでにソリストとして読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京(旧東京ニューシティ管弦楽団)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、大阪交響楽団、ハンガリー国立交響楽団セゲド、ハンガリー•ソルノク市立交響楽団、アニマ•ムジケ室内管弦楽団など、国内外の数多くのオーケストラと共演。各地でのソロリサイタル、テレビ、ラジオなどのメディア出演、YouTube演奏動画配信など、様々な演奏活動を積極的に行っている。
3歳からヴァイオリンを始め、小中学校時代には、全日本学生音楽コンクール東京大会、日本演奏家コンクール、全日本ジュニアコンクール、洗足学園ジュニアコンクール、かながわ音楽コンクール、横浜国際音楽コンクール、全て1位受賞。2010年度ヤマハ音楽奨学生。2018年度2021年度ローム音楽奨学生。東京藝術大学卒業。
2023年4月よりパシフィックフィルハーモニア東京(旧東京ニューシティー管弦楽団)特別ソロコンサートマスターに就任。
2020年CD「凜々子ブリランテ」をリリース。
2022年には公式盤としての初CD「リリコ•カンタービレ」をリリース。Amazon、タワーレコード予約ランキング1位、販売ランキング1位に浮上し注目を集めている。
公式ウェブサイト▶ https://www.ririkotakagi.com/
五十嵐 薫子(いがらし かおるこ)
6歳より、桐朋学園子どものための音楽教室でピアノを始める。
2022年ジュネーヴ国際コンクール第3位。
日本音楽コンクール第3位併せて最も印象的な演奏に贈られる三宅賞を受賞する他、ピティナピアノコンペティションB級金賞、特級銅賞、ショパンコンクールinAsiaアジア大会銀賞、日本ショパンコンクール第3位他多数のコンクールで入賞。
桐朋学園大学を首席で卒業し、皇居・桃華楽堂での御前演奏会に出演。また、同年にベルギー王妃が御来日された際、御前演奏を行う。
これまでに今泉紀子、山田富士子、村上弦一郎、横山幸雄、岡本美智子の各氏に師事。
これまでにソリストとして東京都交響楽団、桐朋学園オーケストラ他と共演。
2010年桐朋学園高等学校奨学生、2014年桐朋学園特別奨学生、2014〜2015年明治クオリティ・オブ・ライフ奨学生、2017,2018桐朋学園仙川キャンパス特待生、2018年,2019年度ロームミュージックファンデーション奨学生、他。2015年霧島国際音楽祭賞、2016,2017,2018年ミュージックアカデミーinみやざき優秀賞を受賞。
室内楽も積極的に行なっており、徳永二男氏や長谷川陽子氏等と共演している。2020年には第89回日本音楽コンクールにて、ピアノ伴奏により審査員特別賞を受賞した(チェロ部門共演)。
ストラディヴァリウスについて
ロード・ボーヴィック (1702年製)
Antonius Stradivarius 1702 “Lord Borwick”
現在黒澤楽器店が所有するこのストラディヴァリウス「ロード・ボーヴィック」は、世界的な銘器の代名詞であるアントニオ・ストラディヴァリによって1702年に製作されました。イギリスのボーヴィック卿によって大切に所有されていたことからこの名前で呼ばれています。2020年1月よりバイオリニストの髙木凜々子に貸与。
アントニオ・ストラディヴァリ(1644–1737)
イタリアのクレモナで活動した弦楽器製作家。ニコロ・アマティに師事し、その生涯をバイオリン製作に捧げました。彼の作品は構造や作風から大きく三つの時期に分類されますが、1700~20年頃までがいわゆる「黄金期」とされ、この期間には銘器と呼ばれる 作品が多く生み出されています。