Stefano Conia(ステファノ コニア)の新作がクロサワバイオリンお茶の水店に入荷しました!
当店スタッフがこの度イタリア北部クレモナの工房を訪れ、数多くの製作家から楽器を買い付けました。製作家の協力を頂き、とても貴重な新作イタリアン楽器を多数買い付けることができました。
今回は現代クレモナの巨匠 マエストロ、ステファノ・コニアの新作バイオリンをご紹介いたします。
Stefano Conia Violin 2022年製 Modello:G.B.Guadagnini 1741 3,520,000円(税込)
Stefano Conia(ステファノ コニア) 1946-
クレモナ国立バイオリン製作学校を卒業後、若くして様々なコンクールに入賞。世界的な評価を得る。同校にて教鞭をとり、1998年まで指導を行った。クレモナ弦楽器製作者協会の創立メンバーであり、2014年から2017年までは副会長を歴任した。
お茶の水店スタッフのコメント
コニア氏のバイオリンのモデルとしては実に珍しい、Guadagnini(ガダニーニ)モデル。ニスはイエローブラウン系のアンティーク仕上げです。
上品でしっとりとした音色
「音」について。このバイオリンは繊細でしっとりとした音色がします。パワフルで重厚なサウンドではありません。濃厚な響きとも違うと思います。実に品があり、濁りのない上澄みのような色合いを感じます。
演奏シーンとしては、オーケストラなど大人数で弾くよりも、無伴奏やピアノとのデュオといった編成がいいかもしれません。音にじっくりと耳を傾け、ワインをゆっくりと楽しむように、味わって頂ければと思います。
Giorgio Scolariから譲り受けた極上の材
このバイオリン、実は特別なエピソードがあります。それは、バイオリンの材料をコニア氏が盟友のGiorgio Scolari氏から譲り受けているんです。Giorgio Scolari氏は、クレモナ弦楽器製作学校で長年に渡り教鞭を執り多数の弟子を輩出するとともに、数々の名作を世に送り出した名工です。当氏から譲り受けた極上材を、コニア氏が作品に仕上げました。
コニア氏が楽しんで創ったバイオリン
当店スタッフがコニア氏の工房を訪問し、このバイオリンについてインタビューをしたところ、「とても楽しんでこのバイオリンを作ったんだよ!」と笑顔でマエストロは語りました。御年77歳のマエストロ。製作そのものを楽しみ、そして生み出された珍しいGuadagniniモデル。価値ある逸品たるこのバイオリン、ぜひお楽しみ下さいませ。
Stefano Conia Vioilin 2022年 Modello:G.B.Guadagnini 1741
試奏室のご案内
当店では試奏室をご用意しております。部屋の換気を行い、アルコール消毒等各種感染症対策を実施しております。試奏室をご要望のお客様は、どうぞお気軽にご予約ください。
当店の案内
クロサワバイオリンお茶の水店
JR御茶ノ水駅より徒歩3分
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-1
03-3292-0821
chav@kurosawagakki.com
平日・土曜11:00~20:00 / 日曜・祝日11:00~19:00
リバティタワー駐車場
当店にて¥5,000以上お買い上げのお客様、または中古楽器買取・委託契約が成立となったお客様は駐車1時間無料となります。