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クロサワバイオリン渋谷本店
オールド館 「1900年代バイオリンフェア」

最終更新日 2023年9月13日 情報を更新

開催期間:9月16日(土)~10月15日(日)
会場:クロサワバイオリン渋谷本店

日頃よりクロサワバイオリンをご愛顧いただき
誠にありがとうございます。

クロサワバイオリン渋谷本店では
9/16(土)より「1900年代バイオリンフェア」を開催いたします。

新規に入荷いたしましたFerdinandoGarimbertiを中心に
選りすぐりのバイオリンをご用意いたしました。
1900年代前半のフレンチ、ジャーマンを中心に
イタリアンを加えたラインナップでお迎えいたします。
また、新作のイタリアンやジャーマン
初めての方に最適なルーマニアの新作まで
幅広く取り揃えております。

多数お問い合わせをいただきます
中古バイオリン、お子様用バイオリンも
展示をいたしております。

また、楽器に合わせた楽弓もお選びいただけるよう
オールド弓から新作ジャーマン・フレンチ弓も多数ご用意いたしました。

この機会に、是非ご来店ください。

フェアメニュー
楽器を選ぶ際のポイント

初めて自分の楽器を持ちたい、買い替えをしたい、だけどどうやって選べばいいのかわからない…
メーカーも国も色々沢山あって楽器選びって難しそう…

そんな方も多いと思います。
そこで楽器を選ぶ際に重要な点をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

Point① ご予算の設定

一番大事なポイントはご予算です。
より良い楽器を…となっていきますと、上限なく良い楽器が存在します。
楽器本体、楽弓、ケースから希望されるもの全体のご予算を決めていただき、スタッフにお伝えください。
ご予算の中でオススメの良い楽器をご紹介いたします。
お買い替えの際にお使いの楽器を下取りに出される場合はあらかじめご相談ください。

Point② 好きな音色・製作国は?

好きな音色や製作国がある場合は、スタッフまでお伝えください。
ざっくりとした内容でも大丈夫です。

例) キリっとした低音が良く出る楽器を探している
例) 輪郭が柔らかくて優しい音色が好き
例) ちょっと古いフレンチで良い楽器があれば

はっきりと決まっていない場合は、スタッフが特徴の違う楽器をいくつかご案内いたします。
試奏いただいたうえで印象の良かった楽器をお伝えください。

Point③ 新古どちらの楽器か

新しい楽器と古い楽器という大きく分けて2つの区分があります。
お選びの際に考慮頂けると良いかと思います。

新しい楽器
 オススメポイント

  • 製作証明書が付属している場合が多い
  • 楽器の伸びしろがある
  • 一緒に成長していくことを楽しむ

 チェックポイント

  • 楽器のポテンシャルを引き出すまでに時間が必要

古い楽器
 オススメポイント

  • 新作には出ない独特の音色を楽しめる
  • 楽器の造形から歴史を感じることができる
  • 新作にはないモデルやサイズの楽器と出会える

 チェックポイント

  • 製作証明書、鑑定書など付属しない場合がある


弾きやすく好きな音色の楽器をお持ちいただくことで、楽器と長く付き合っていけるはずです。
色々とお試しいただく中で、お気に入りの楽器を見つけていただければ幸いです。

Point④ 気軽に質問を

不明なことや、不安な点は遠慮なくスタッフまでお申し付けください。
この楽器を弾きたい、この楽器の製作者はどんな人なのか、など様々な疑問や要望に丁寧にお応えいたします。
また、事前にお問い合わせいただければ試奏室がご用意できる場合もございます。

オールド館 バイオリンリスト
注目の1900年代バイオリン

Ferdinando GARIMBERTI 1924

ASK

ガリンベルティの作品は緻密で、非常に正確で清廉、常に極めて注意深く、非常にエレガントです。この1挺も圧倒的な存在感と、非常に通りの良い音色を持ち合わせた素晴らしい作品です。音色も非常に特徴的で、妖艶な音色は聴く者を惹き込みます。他の楽器にはない色気を醸し出しながらも、遠くまでしっかりと届くバランスはさすがという他にありません。


 1894年、イタリアのマミアーノ・ディ・トラヴェルセトロ生まれの製作家です。 ロメオとリッカルドのアントニアッツィ兄弟に師事したフェルディナンド・ガリンベルティは、レアンドロ・ビジャッキとジュゼッペ・ペドラッツィーニの下で働いた後、1920年頃にミラノで自分の店を開きました。 新しいバイオリンの製作に加えてアンティーク楽器の修理も行ってました。 ガリンベルティはミラノでの仕事に加え、1963年から1966年までクレモナの国際バイオリン製作学校で教鞭をとっていました。 独立後は、1927年から1949年にかけてイタリア各地の製作コンクールで多くの受賞経験を果たします。 1982年にミラノにて死去。

 フェルディナンド・ガリンベルティは、アンサルド・ポッジ、ジュゼッペ・オルナーティとともに、20世紀のモダン・イタリアン・メーカーのトップ3と言われています。過去から現在に至るまで、多くのソリストがガリンベルティとポッジの楽器を所有しています。 時を経ても一貫性を保つ彼の作品には、卓越した職人技とエレガンス、細部への細やかな配慮が見られます。

Hannibal FAGNOLA 1922

ASK

こちらのバイオリンは同じトリノの巨匠、プレッセンダのラベルが貼られていますが、上ブロックにはファニオラのサインがあります。赤味のかかった茶色のニス、迫力のある音色に堂々とした佇まいがファニオラの作風をよく現している1挺です。最高の材、最高の技術から溢れ出る力強い華のある艶やかな音色は、演奏家にとっても即戦力となる実用性の高い楽器であることは間違いありません。


 Hannnibal FAGNOLA(ハンニバル・ファニオラ)はイタリアを代表する最高の製作家の一人です。 彼はトリノから50km離れた農村、モンティリオで1866年に生まれます。 その後の1894年にトリノへ移住し、Marengo Romano RINALDI(マレンゴ・ロマーノ・リナルディ)の工房で本格的に製作技術を学びはじめます。 それまで彼は誰かに師事したことはありませんでしたが、オールド・バイオリンの研究を熱心に行っていたようです。 リナルディの工房でGiovanni Francesco PRESSENDA(ジョバンニ・フランチェスコ・プレッセンダ)やGiuseppe Antonio ROCCA(ジュゼッペ・アントニオ・ロッカ)、Giovanni Battista GUADAGNINI(ジョバンニ・バティスタ・ガダニーニ)らトリノ派の名工達の作品に触れ、それらをモデルに製作を行い、技術を磨きます。

 ファニオラが製作したプレッセンダ、ロッカ、ガダニーニなどのレプリカは非常に忠実で専門家が見分けることも困難なほどでした。 工房で日々研鑽した技術でイタリア各地のコンクールで入賞し、その評価はイギリスやアメリカなど海外にも広まりました。彼はその卓越した技術によりモダンイタリアンを代表する製作家となったのです。

Francesco BISSOLOTTI 1996

ASK

この作品はビソロッティ氏が67歳の時の作品です。浮き出るような輪郭、清廉なシルエットはビソロッティ氏の特徴が良く出ています。艶のニスも丁寧に均一に塗られています。想像で思い描くバイオリンをそのまま形にしたような力強いフォルムです。力強さ、厚み、しっかりとした輪郭、水晶のような透き通った艶感はモラッシと並ぶ現代を代表する製作家の渾身の1挺です。


 フランチェスコ・ビソロッティは1929年、クレモナ北部の小さな村ソレジーナに生まれました。独習でヴァイオリンを製作したのち、1957年にクレモナ国際弦楽器製作学校に入学し、入学後数ヶ月間ピーター・タターが教師を務めた。その後かの有名なガエターノの息子でありパルマ出身のピエトロ・ズガラボットが教壇に立っています。その後はクレモナ国際弦楽器製作学校の教師となり、当時は木工工房(1961年~)、次に弦楽器製作(1970年~1983年)を担当しました。彼はヴァイオリン製作においてストラディヴァリ式に忠実ですが、表板には一般よりも冬目が細かく固めな板を用いるのとプレッセンダやロッカの様な扁平アーチを組み合わせる等の工夫により、新品でも穏やかな音色で、且つ、非常に鳴りの良い工夫がなされています。ボローニャのフィオリーニが寄贈したストラディヴァリの遺品コレクションの研究を通して、サッコーニと共にボロネーゼの流れも組み込んでいます。2019年1月31日に死去。89歳でした。
 フランチェスコ・ビソロッティは現代のストラディヴァリとして、世界でもっとも有名なバイオリンメーカーの一人として知られており、世界各国の名演奏家が彼の作品を愛用しています。ピエトロ・スガラボット(Pietro SGARABOTTO)やオルナーティ、ガリンベルティなど、当代一流の師匠の薫陶を受け、ストラド期以来の端整な製作方法を遵守する仕事を心掛けていました。息子のティツィアーノ(Tiziano)(1995年没)、マルコ・ヴィニーチョ(Marco Vinicio)、マウリツィオ(Maurizio)、ヴィンセンツォ(Vincenzo)の4人がヴァイオリン製作者となっています。ビソロッティはバイオリン、ビオラ、チェロの他に、リュート、ヴィオラ・ダモーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、コントラバスも手掛けており、約600台の楽器を製作しました。

Alban Dick 1945

¥2,200,000-(税込)

1900年代と言えば良質なフランス・ドイツの工房製楽器が多い時代として有名です。このAlbanDickもその時代のドイツらしいどこか無骨な職人の印象を与える輪郭に黄色のニスでしあげられ、スクロールはしっかり彫り込まれておりパフリングやアウトラインも丁寧に仕上げられています。弾き込まれた楽器ならではの立ち上がりの速さ、くっきりとした芯のある音色は新作楽器にはない、この時代だからこその楽器の楽しみです。


 アルバン・ディックは1876年ヴォールハウゼン生まれの製作家です。A.Wilferに弟子入りした後、マルクノイキルヒェンのArnoldVoigtに雇われます。その後1907年に事業を継承しました。

 フォークト(Voigt)という名称は、マルクノイキルヘン最古の名門バイオリンメーカの一つで、ザクセンで300年以上に渡って続いてきた一族のものです。イギリスでは、ヴォイト社はW.E.ヒル&サンズ社にとって大きな競争相手でした。

Paul Blanchard Atelier 1924

¥1,650,000-(税込)

ポール・ブランシャーは自身の楽器の他に、工房で弟子によって作られた非常に質の高い楽器があります。J.B.ヴィヨームのかつてのパートナーであったポール・ブランシャーは、ヴィヨームの手法に触発され自身の工房で学生用の高品質楽器の生産を開始しました。ブランシャー工房では、一般的にA.ストラディバリやジョゼフ・グアルネリ・デル・ジェス、中にはアマティに倣ったものもあり、高い品質と平均的な品質の楽器が約1200本製作されたと言われています。これらの楽器には「marque déposée LVGDVNVM(LUGDUNUM) anno」というラベルが貼られ、この商標は20世紀初頭までMarc LABERTEによって継続されました 。


 19世紀フランスで最も多作な製作家の一人であるポール・ブランシャーは、生涯におよそ1200本の楽器を製作しました。フランソワ・ブランシャーの孫としてフランス・ミルクールに生まれ、1865年からAuguste Darte(オーギュスト・ダルテ)に弟子入りします。その後かの有名なJ.B.ヴィヨームの下で働いたり、マルセイユのEdomond Daniel(エドモンド・ダニエル)に修復技術を学び、H.C.Silvestre(イポリテ・クレティアン・シルベストレ)のもとを離れリヨンに工房をひらきます。 1885年頃までの彼の楽器は、シルベストレの楽器に様式的によく似ており、細いパーフリングが施されています。ニスは鮮やかな赤のものが多く見受けられます。ブランシャーはいくつかのラベルを使用し、1885年以降はイニシャル入りのブランド名を使っています。

Marc Laberte Lugdunum Label 1911

¥1,100,000-(税込)

ポール・ブランシャー同様、「marque déposée LVGDVNVM(LUGDUNUM) anno」というラベルが貼られています。少し硬い印象を与えるニスに、虎杢のしっかり出た美しい裏板がこの時代のフレンチを象徴しています。艶のある滑らかな高弦と太い低弦のバランスが良く、輪郭は少し柔らかめですが鳴りは大きい、お勧めの1挺です。大きな修理痕もなく健康状態も良いです。


 ラベルテ工房では1920年までに300人以上の従業員を雇用し、安定した品質の楽器や弓を幅広く生産していました。さらに、カミーユ・ポワソン、シャルル・ブルジェール、ジョルジュ・アパルーなど、多くの熟練した製作家がラベルテで働いていました。この工房は、アントニオ・ストラディバリ、グァルネリ・デル・ジェス、ジュゼッペ・フィリウス・アンドレア・グァルネリ、フランチェスコ・ルジェリ、ニコラ・リュポ、ヤコブ・シュタイナー、ジャン=バティスト・ヴィヨームなど、あらゆる有名製作家の楽器の素晴らしいコレクションを所有していました。

1900年代バイオリンリスト

VOLLER Brothers – c.1900 / ASK
Giuseppe ROSSI – 1918 / ASK
Ferdinando GARIMBERTI – 1924 / ASK
Vincenzo SANNINO – c.1940 / ASK
Nicolo Igino SDERCI – 1957 / ASK

Alban Dick – 1948/ ¥2,200,000-(税込)
Paul Bailly – 1907 / ¥1,980,000-(税込)
Paul Dörfel – 1937 / ¥1,760,000-(税込)
Paul Blanchard Atelier – 1924 / ¥1,650,000-(税込)
Jean Striebig – 1945 / ¥1,650,000-(税込)
Albert Claudot W/S – 1944 / ¥1,430,000-(税込)
Amedee Dieudonne – 1942 / ¥1,320,000-(税込)
Heinrich.T.Heberlein J. – 1928 / ¥1,320,000-(税込)

No Label French 7/8 / ¥1,210,000-(税込)
Jean Stribig / ¥1,100,000-(税込)
Marc Laberte Lugdunum – 1911 / ¥1,100,000-(税込)
H.Laberte / ¥1,100,000-(税込)
Marius Didier / 1,078,000-(税込)
Paul Bisch – c.1925-1930 / ¥990,000-(税込)
R.M.Millant – 1947 / ¥935,000-(税込)
Carl Bayer – 1929/ ¥880,000-(税込)
Paul J.B Chipot – 1927 / ¥798,000-(税込)
Emanuel Whitmarsh – 1916 / ¥770,000-(税込)
Willie Wilkanowski – 1930 / ¥770,000-(税込)
Wernitzgrün – 1923 / ¥748,000-(税込)
J.T.L. / ¥660,000-(税込)

お勧めモダン・オールドバイオリン弓

Eugène N.SARTORY 1920

ASK

当店で扱っている4本のサルトリーのバイオリン弓はどれも操作性が非常に高いですが、こちらのクジラ髭ラッピングの1本はバランスが非常によく、演奏が格段に楽になります。レスポンスの良さとスティックのコシが絶妙なバランスで両立されており、近代最高峰の技術を十分に感じることができます。


 1871年フランス、ミルクール生まれ。弓製作家であった父より弓製作を学びます。 その後、シャルル・ぺカットやジョセフ・アルフレッド・ラミーなどに師事。1887年弱冠16歳でブリュッセルのコンクールで金賞を受賞します。そして1889年にパリにて独立。製作初期のヴォアランスタイルから徐々に力強いスタイルに変化していき、特に1930年以降はオクタゴン(八角)のスティックでどっしりとした作品も見られます。フロッグは開いた「U」の形をした喉が特徴的です。サルトリーはジュール・フェティーク(パリ)、ルイ・モリゾー(ミルクール)、ルイ・ジレ(ナンシー)など後世に伝わる職人を育て、フランス伝統のスタイルを継承しました。
 独立後は1894年(リヨン)、1900年(パリ)、1905年(リエージュ)、1906年(ミラノ)、1908年(ロンドン)のコンクールで高位を受賞。ヨーロッパだけではなくその名声はアメリカにも届き渡米します。
 現代でもプロプレイヤー、コレクターから高い評価を得ている20世紀を代表する楽弓製作家です。

Claude THOMASSIN c.1900

¥3,960,000-(税込)

こちらの作品は強いスティックにコシも十分にあり、状態が非常に良い弓です。輪郭がはっきりとした音色とレスポンスの良さが特徴です。操作性・弾き心地はサルトリーの弓に近い部分があります。しっかりと力を乗せて演奏をされたい方に非常にお勧めです。


 クロード・トマッサンは父のルイと同様、家業の鞍作りの伝統を破って弓職人となりました。19世紀後半にミレクールで大きな影響力を持っていたシャルル・ニコラ・バザンに弟子入りし、1885年頃からパリのガン&ベルナルデル社に勤めるようになりました。この時代の弓の多くには「Gand&Bernadel」の刻印があります。1901年にガン&ベルナルデルの家族経営会社はCaressa & Français(カレッサ&フランセ)に引き継がれます。この時、クロード・トマッサンはパリのパリ通りに自分のアトリエを構えます。それ以降も以前の雇い主のためにいくつかの弓を作り続けましたが、独自の仕事をするようになります。1901年以降の個人の作品の多くには「Claude Thomassin」、あるいは「C.Thomassin à Paris」というブランド名が付けられていることがあります。

鑑定書付属 オールド・モダン弓

Eugène N.SARTORY – 1935 / ASK
Eugène N.SARTORY – 1920 / ASK
Eugène N.SARTORY – 1900 / ASK
Eugène N.SARTORY – 1895 / ASK
Nicolas MAIRE – c.1850 / ¥6,600,000-(税込)
Josef Alfred LAMY – c.1900 / ¥4,400,000-(税込)
Claude THOMASSIN – c.1900 / ¥3,960,000-(税込)
Jean Joseph MARTIN – c.1875 / ¥3,080,000-(税込)

Ecole SIMON – c.1870 / ¥2,860,000-(税込)
Claude THOMASSIN – 1910 / ¥2,750,000-(税込)
Louis GILLET – c.1920 / ¥2,530,000-(税込)
Charles N.BAZIN / ¥1,760,000-(税込)
James TUBBS – 1890 / ¥1,760,000-(税込)
Charles Louis BAZIN – 1925 / ¥1,210,000-(税込)
Charles Louis BAZIN – 1950 / ¥1,100,000-(税込)

新作バイオリン・弓
メーカー製新作バイオリン

Reghin

力強く明るい音色が特徴で、音量も十分。高音域も金属的ではなく落ち着いた響きです。音が出しやすい楽器なので初心者でも弾きやすく、同価格帯の国産バイオリンにはこの音は出せないでしょう。


力強く明るい音色が特徴で、音量も十分。高音域も金属的ではなく落良質材の産地ルーマニアならではのコストパフォーマンスがいちばんの魅力。糸巻きや指板には良質な黒檀材を使うなど、作りや仕上げもしっかりしています。ヨーロッパ製セットでこの価格は大変お買得です。

Reghin Set ¥88,000-(税込)
Reghin GigケースSet ¥110,880-(税込)

いずれも本体に加え弓、セミハードケースが付属

Gliga

柔らかな輪郭と暖かみのある音色が特徴のメーカーです。この価格帯で優しい音色が出るメーカーはそう多くはありません。分業ながらもオールハンドメイドであることも大きな特徴です。最初の1挺や学生オケ、アマオケの方にお勧めです。


ルーグリガ社は、ルーマニアにおいて最も著名なバイオリンメーカーとして知られており、マエストロで、工房創始者のグリガ・バジル(Gliga Vasile)は数々の国際コンクールで賞賛を受けてきました。彼はドイツの弦楽器工房で弦楽器製作を学んだのちに母国であるルーマニアに戻り1990年前半よりグリガ社の創業を開始します。すべての工程を入念な手作業によって行う製作方法、深みのある柔らかな音色は多くの演奏家の支持を集め、グリガは今や全世界で愛用されています。

Gliga Gems Set ¥125,730-(税込)
Gliga GamaⅡ Set ¥259,380-(税込)
Gliga GamaⅠ Set ¥318,780-(税込)
Gliga GligaⅠ Set ¥378,180-(税込)
Gliga Extra Set ¥472,230-(税込)
Gliga Maerstro Genova Set ¥571,230-(税込)

いずれも本体に加え弓、セミハードケースが付属

Roderich Paesold

はっきりとした輪郭と芯のある音色が特徴のメーカーです。キリッとした音色と低音がしっかりと出る造りは、非常にドイツらしいバイオリンと言えます。長年弦楽器を作っているメーカーですので、安心してお使いいただけます。


ペゾルトの楽器は、ニス、木材の品質、職人の技術レベルに重きを置いて作られています。ペゾルト社の職人は長い間の弦楽器製作から学んだ知識と、多くの実験、音響的な研究によって、楽器に使われる新しいニスとそれを塗る技術を開発しました。木材も非常に希少かつ良質の楽器に望まれるフレイムが現れているメイプルを、自然乾燥に長い年月を費やしてから使用しています。ペゾルトの職人たちは多くの年月をかけてバイオリンメイカーもしくはマスターの称号を手にしています。

Roderich Paesold PA801J Set ¥239,580-(税込)
Roderich Paesold PA802J Set ¥289,080-(税込)
Roderich Paesold PA803J Set ¥358,380-(税込)
Roderich Paesold PA804J Set ¥501,930-(税込)
Roderich Paesold PA805J Set ¥670,230-(税込)

いずれも本体に加え弓、セミハードケースが付属

Lothar Semmlinger

Paesold社ほどではありませんがしっかりとした輪郭、芯を持ち渋みのある音色が特徴です。硬すぎず柔らかすぎず、程よくきりっとした音色をお求めの方には非常にお勧めです。仕上げも半艶仕上げの落ち着いた雰囲気で音色とマッチしています。


Lothar Semmlinger氏は1967年に弦楽器製作の修業を始めました。現在でも著名な工房であるKarl Höfner工房やRoderich Paesold工房での経験を経て、1975年マイスター資格を取得します。その後はDilk社でマイスターとして働いたのち、1980年に自身の工房を設立します。現在は二人の息子と共に、伝統的な製法を守り品質の高い弦楽器を作り続けています。

Lothar Semmlinger #700 Set ¥272,140-(税込)

いずれも本体に加え弓、セミハードケースが付属

Lakatos

弾いた際の反応が良く、乾いた音色で豊かな響きを奏でます。クラシック音楽はもちろんアイリッシュやジャズ、あらゆるジャンルで活躍できる1本です。


世界的バイオリニスト ロビーラカトシュが監修を行った作品が2022年初入荷しました。ロビー・ラカトシュは、ハンガリーの男性ヴァイオリニスト・作曲家です。ハンガリーに古くから伝わるジプシー音楽をベースにした独特のスタイルで演奏。ロビー・ラカトシュ社のバイオリンには、エンドボタンの周りに刻印された「Lakatos」のロゴ、そしてアジャスターには「赤石」が使用されています。

The Advance  ¥330,000-(税込)
The Professional ¥450,000-(税込)

本体のみの販売価格

Johann August

ハイクラス弦楽器専門のメーカーです。輪郭がハッキリしており、明るめで上品な音色です。低音はドイツらしく太くしっかりした音が出ますが、高音も大きく鳴ります。総じてレベルが高く、一生もののバイオリンとして大変お勧めです。


創始者August Strohmerは1906年にドイツのニュルンベルクで工房を設立しました。1948年8月にDeichlerstrasseに息子のGeorgとHansと共に工房を開きます。1990年にはMaxStrohmerに工房を譲り、現在は娘のCarolineも加わった4人で工房を経営しています。Strohmer工房のバイオリンは手作業で製作されています。厳選された木材を使用し職人技と知識を用いて最高な音とハイクオリティな仕上がりを提供しています。

Johann August ¥550,000-(税込)

本体のみの販売価格

新品メーカー弓

Roderich Paesold

オーソドックスな太さのスティックで若干先重の弓が多いです。音色は輪郭が少し柔らかくなることが多く、硬めの音色を和らげたい方にもお勧めです。新しい楽器、古い楽器どちらにもお勧めできます。


ペゾルトは100年以上にわたりバイオリン製作を行っており、常にハイクオリティなバランスのとれた弓を製作しています。

Roderich Paesold PA55V ¥66,000-(税込)
Roderich Paesold PA190V-R ¥88,000-(税込)
Roderich Paesold PA192V-R ¥104,500-(税込)
Roderich Paesold PA237V-R ¥154,000-(税込)
Roderich Paesold PA365V-R ¥220,000-(税込)
Roderich Paesold PA366V-R ¥275,000-(税込)
Roderich Paesold PA468V-R ¥363,000-(税込)
Roderich Paesold PA497V-R ¥528,000-(税込)

Steffen Kuhnla

太めのスティックで力をかけやすく、弦をしっかりと捉えます。先重の弓が多いため力をかけても、早く弾いてもブレにくいです。音量を大きくしたい方にお勧めです。反面、移弦は細身で軽い弓に比べるとしづらくなります。


1988年マイスター資格を取得後1989年にドイツで自身の工房を開設します。 全ての弓が手作業で製作されておりコシの強さや弾きやすさが、各国の音楽家から絶大な評価を得ています。

Steffen Kuhnla No.1001 ¥132,000-(税込)
Steffen Kuhnla No.1011 ¥165,000-(税込)
Steffen Kuhnla No.1021 ¥209,000-(税込)

L’archet Brazil

細身のスティックが多く、強くはっきりとした音色になります。新しい楽器を合わせると良く鳴ります。逆に古めの楽器には合わないこともあります。1本の弓を1人の職人が作っていることも特徴です。


L’archet Brasil社は自国で伐採されるフェルナンブコ材を使用して高品質な弓を製作できる限られたメーカーの1つとしても注目を集めています。

L’archet Nickel/Half Mount ¥97,000-(税込)
L’archet Nickel/Fully Mount ¥110,000-(税込)
L’archet Silver/Fully Mount ¥220,000-(税込)
L’archet Sterling Silver Plus ¥245,000-(税込)
L’archet S.S.S. LUPOT ¥290,000-(税込)
L’archet S.S.S. PAGEOT ¥320,000-(税込)
L’archet S.S.S. ART DECO ¥320,000-(税込)
L’archet S.S.S. NOIR ¥320,000-(税込)
L’archet S.S.S. VUILLAUME ¥351,000-(税込)
L’archet Silver Star*** ¥610,000-(税込)
L’archet 14K Gold ¥848,000-(税込)

Aterlier Noir

細身のスティックで手元重の弓が多いです。細身で扱いやすく、サラっと弾く方に非常にお勧めです。速い曲で移弦にお困りの方にもお勧めです。反面、大きい音を出すには多少力が必要となります。


バイオリンという楽器さえ珍しかった100年以上も前から、楽弓を専門に製作を続けてきた国内の工房にて製作されています。低価格ながらも良質、熟練の職人の確かな哲学が詰め込まれた作品は「初めての弓」にぜひともおすすめしたい逸品です。

Atelier Noir ANV-101 ¥33,000(税込)
Atelier Noir ANV-102 ¥66,000(税込)
Atelier Noir ANV-103 ¥110,000(税込)
Atelier Noir ANV-104 ¥154,000(税込)

Coda Bow

木とは違う、繊維を束ねた芯材をカーボンで縛り成形したスティックが特徴です。弾き心地は木に限りなく近いですが少し固めで、反面レスポンスの良さは木の弓を凌ぎます。非常に丈夫なため屋外やステージでの演奏など環境を問わずに使用できます。メンテナンスは毛替えだけで大丈夫なため、サブ弓としても非常にお勧めです。


1990年代の創業時からコーダ・ボウは「プレイヤーのニーズに寄り添う、最高の弓だけを提供する」という信念を持ち、これからも革新的かつ演奏性に優れたカーボンファイバー弓を世に生み出し続けます。

PRODIGY ¥55,000-(税込)
DIAMOND NX ¥77,000-(税込)
DIAMOND SX ¥110,000-(税込)
DIAMOND GX ¥154,000-(税込)
LUMA ¥132,000-(税込)
Joule  ¥132,000-(税込)
ESCENT  ¥176,000-(税込)
MARQUISE GS ¥220,000-(税込)

買取り・下取り・販売委託相談

使わなくなりました楽器の売却、買い替えをお考えの際はぜひご相談ください。
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チェロの館 チェロ買取相談会
オールド館 オールド・モダンバイオリン買取相談会
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フェア期間中はショッピングクレジットをご利用の場合、最大48回まで分割手数料が0%となるお得なサービスをご用意しております。
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※W登録キャンペーンとの併用は不可となります。
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超低金利キャンペーン

今回のフェアでは金利0%に加え、期間中最大120回までご利用可能な「手数料9.88%、実質年率1.92%」の超低金利キャンペーンを用意いたしました。
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クロサワバイオリン オールド・モダン専門ホームページのご案内

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随時ラインナップの追加、更新を行っておりますので、ぜひご覧ください。

クロサワバイオリン渋谷本店のご案内
営業時間: 11:00~20:00 (平日・土)
11:00~19:00(日・祝)

JR渋谷駅東口を出て明治通り沿いに約3分、副都心線13番出口横すぐにございます。
初心者、お子様から上級者まで幅広い品揃えと万全のリペア陣でサポート致します。
オールド楽器、オールド弓等、高級品の修理、調整もリペア責任者が対応致します。
弓毛替え、ブリッジ交換などの即日仕上げ(要予約)など他店で購入の楽器でもご遠慮なくご相談下さい。

住所 : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-16-9 KIビル B1F
TEL:03-5766-3431
E-Mail:sibvh@kurosawagakki.com