弦楽器製作家として活躍し、クロサワバイオリンリペア部門のスペシャルアドバイザーでもある、マエストロ トマゾ・プンテッリの製作楽器お披露目会を2024年9月1日(日)にお茶の水店にて開催いたしました。
イベントの様子
今回トマゾ氏が製作したバイオリンは2挺。(1本ご予約品)
お披露目会では製作した2挺のバイオリンの特徴、弦楽器製作について様々なお話しをしていただき大変有意義な時間でした。
また今回の特別ゲストとしてクロサワバイオリンを長年ご愛好いただき、トマゾ氏の良き友人でもあるソロバイオリニストのヤンネ舘野さんをお迎えしました。
実際にヤンネ舘野さんに音を出していただき「トマゾ氏のバイオリンを弾いた瞬間、トマゾさんの優しい人柄や楽器に対するご自身の想いがすごく伝わってきました。」とお話しされていました。
お二人の楽しいトークショーやお客様からの質問タイムの後、特別ゲストのヤンネ舘野さんのミニコンサート。アンコールを含めて合計3曲を演奏をしていただきました。大変素晴らしい演奏で会場は拍手喝采でした。
イベント終了後には恒例の写真撮影・サイン会!
ご参加いただいた皆様にトマゾ氏製作バイオリンのポスターカードをサイン付きでプレゼント。お二人から直接頂ける、大変貴重な機会でした。
サイン会後も会場は大変盛り上がりとても素敵なイベントとなりました。
天候がすぐない中、沢山の方にご来場いただき誠にありがとうございました。
また次回のイベントにご期待くださいませ。
製作楽器ギャラリー
プロフィール
Tommaso Puntelli(トマゾ・プンテッリ)
1974年イタリア生まれ。
1994年ミラノのバイオリン製作学校にてNadia Mantovani、Primo Pistoni らに師事。1996年クレモナの国際バイオリン製作学校にてGiorgio Ceに師事。1999年Giorgio Grisalesの工房にて半年間製作及び修理を行う。2000年ドイツ・ニュルンベルグの工房に勤務。2003年から2007年までオーストリア・ザルツブルグのGesine Mucke-Adrian Elschekの工房に勤務し、楽器修理を主に行う。 世界各地で研鑽を積み、数々の工房で得た技術と知識を生かし、様々な内容の修理を得意とする。 イタリア・ジェノバ、トスカーナでの研鑽を経て、2014年3月よりクロサワバイオリン リペア部門のスペシャルアドバイザー。現在はイタリアへと戻り、自身の工房にて弦楽器製作に励んでいる。
特別ゲスト
ヤンネ 舘野 Janne Tateno
5歳でヴァイオリンを始める。ヘルシンキ音楽院にてシルッカ・クーラとオルガ・パルホメンコ、シカゴ・ルーズベルト大学にて森悠子の各氏に師事。2003年卒業、学士号取得。2008年山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者となる。日本に移住してから、京都市交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、川崎室内管弦楽団など多くのオーケストラに第2ヴァイオリン客演首席奏者として出演。またソリストとして大阪チェンバーオーケストラ、東京エラート室内管弦楽団、山形交響楽団、長岡京室内アンサンブル、東京ユヴェントスフィルハーモニー、京都フィルハーモニー室内合奏団、ラ・テンペスタ室内管弦楽団と共演。2011年2022年東京文化会館にてリサイタルを行う。2015年ヘルシンキにてウィルヘルム・ケンプのヴァイオリンコンチェルトを演奏する。2020年山形交響楽団とシベリウスヴァイオリンコンチェルトを演奏。2020年~2023年ピアニスト相馬泉美氏と共にベートーヴェン、シューマン、ブラームスのヴァイオリンソナタ全曲演奏を完遂。現在ヘルシンキを拠点とするラ・テンペスタ室内管弦楽団のコンサートマスター、音楽監督を務める他、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、長岡京室内アンサンブルのメンバーとして、またバロックヴァイオリン演奏、アルゼンチンタンゴ演奏、コンサートのプロデュースなど幅広い活動を展開。17年アンサンブルMIDORIを結成自主企画室内楽コンサートシリーズを開始。CD『Janne Plays Sibelius』(レコード芸術準特選)、『Monologo via Corda ~独絃哀歌』(レコード芸術準特選)リリース。
ホームページ:jannetateno.com
店舗情報
クロサワバイオリンお茶の水店
JR御茶ノ水駅より徒歩3分
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-1
03-3292-0821
chav@kurosawagakki.com
平日・土曜11:00~20:00 / 日曜・祝日11:00~19:00
リバティタワー駐車場
当店にて¥5,000以上お買い上げのお客様、または中古楽器買取・委託契約が成立となったお客様は駐車1時間無料となります。