開催日:2022.1.8(土)
開演:14:00 (開場:13:30)
会場:浜離宮朝日ホール
※こちらのリサイタルは終了いたしました。
珠玉の音色が奏でる名曲の旋律
2020年に開催し大変な好評を博した黒澤楽器店主催の「髙木凜々子 バイオリン・リサイタル」が再び開催決定いたしました。
類まれなる演奏力と柔軟な表現力で、各世代から支持される髙木凜々子。約2年に渡り演奏を共にし、さらなる円熟に達したストラディヴァリウスとの見事な調和も聴きどころです。
次世代を担うバイオリニストと歴史的銘器が奏でる珠玉の旋律をぜひご堪能ください。
出演
髙木 凜々子(バイオリン) / 三又 瑛子(ピアノ)
プログラム(当日の演奏順)
- L.V.ベートーヴェン / ロマンス第2番
- J.S.バッハ / パルティータから「シャコンヌ」
- F.クライスラー / 愛の悲しみ・愛の喜び
- J.ブラームス / バイオリン・ソナタ第3番
- M.ラベル / ツィガーヌ
- J.S.バッハ/ガヴォット(アンコール演奏)
- ロンドンデリーの歌(アンコール演奏)
※リサイタル会場で配布いたしましたプログラムに一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
誤)愛の喜び・愛の悲しみ 正) 愛の悲しみ・愛の喜び
会場
浜離宮朝日ホール
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階
https://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/access/
新型コロナウイルス感染拡大における注意事項
当公演は、政府および東京都の新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに則って、客席の販売に配慮いたします。今後の状況次第では、座席販売の停止や、追加販売を行う場合がございます。また、コンサート自体が中止となる可能性もございますのであらかじめご了承ください。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
出演者プロフィール
髙木 凜々子(たかぎ りりこ)
2017年バルトーク国際コンクール第2位及び特別賞受賞、シュロモミンツ国際第3位、東京音楽コンクール弦楽器部門第2位及び聴衆賞受賞。日本音楽コンクール第3位及びE・ナカミチ賞受賞。今までに、読売日本交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、大阪交響楽団、ハンガリー国立交響楽団セゲド、ハンガリーソルノク市立交響楽団など国内外のオーケストラとブラームス、ベートーヴェン、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ブルッフ、パガニーニの協奏曲、その他小品などを共演。その他国内外でのリサイタル活動を積極的に行い、またYouTube配信、SNS、テレビやラジオ出演なども積極的に行っている。3歳からヴァイオリンを始め、全日本学生音楽コンクール東京大会、日本演奏家コンクール、洗足学園ジュニアコンクール、全日本ジュニアコンクール、かながわ音楽コンクール、横浜国際音楽コンクール、全て1位受賞。2010年度財団法人ヤマハ音楽振興会最年少音楽奨学生。2018、2021年度ローム音楽奨学生。東京藝術大学音楽学部卒業、現在桐朋学園大学院音楽研究科修士課程に在学中。2020年より(株)黒澤楽器店よりストラディヴァリウスを貸与。この年ファーストアルバムCD「凜々子ブリランテ」をリリース。▼公式ウェブサイトhttps://www.ririkotakagi.com
三又 瑛子(みまた あきこ)
仙台市出身。4才よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。2005~2007年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。2012年および2013年、日本音楽コンクール コンクール委員会特別賞(ヴァイオリン部門ピアノ伴奏)受賞。これまでに国内外の演奏家との共演をはじめ、文京華氏とのピアノデュオ「リブラ」としても活動。これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、加藤洋之の各氏に師事。桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。石川ミュージックアカデミー、ミュージックアカデミーinみやざき、霧島国際音楽祭などで公式伴奏者を務める。NPO法人ハマのJACKメンバー。
ストラディヴァリウスについて
ロード・ボーヴィック (1702年製)
Antonius Stradivarius 1702 “Lord Borwick”
現在黒澤楽器店が所有するこのストラディヴァリウス「ロード・ボーヴィック」は、世界的な銘器の代名詞であるアントニオ・ストラディヴァリによって1702年に製作されました。イギリスのボーヴィック卿によって大切に所有されていたことからこの名前で呼ばれています。2020年1月よりバイオリニストの髙木凜々子に貸与。
アントニオ・ストラディヴァリ(1644–1737)
イタリアのクレモナで活動した弦楽器製作家。ニコロ・アマティに師事し、その生涯をバイオリン製作に捧げました。彼の作品は構造や作風から大きく三つの時期に分類されますが、1700~20年頃までがいわゆる「黄金期」とされ、この期間には銘器と呼ばれる 作品が多く生み出されています。